PPH法による痔の手術
痛みが少なく、痔核を切らずに治す。早期退院が可能です。
PPH法とは内痔核、粘膜脱の手術療法の一つです。以前より行われている手術療法は内痔核を直接切除することにより治癒を目指すものでしたが、PPH法は痔核を切除せず根治を目指すものです。この方法により以前の手術では認められた術後の疼痛は著明に改善され、痔核を切除しないため排便に影響なく、短期間の入院ですむようになりました。手術効果もよいと言われています。
PPH法の特徴
- 術後の痛みが少ない
- 排便に影響がない
- 早期退院、早期社会復帰が可能です。
- 傷ができず見た目がきれい
PPH法が適応する痔核
- 内痔核
- 直腸粘膜脱
- 不完全直腸脱
手術までの流れ
※詳しくは、予約用紙を基にクリニック外来にてご説明しています。
- 手術は、外来受診にてご予約ください。
- 手術当日は、11時~12時ごろまでにご来院ください。
- 病室へご案内し、病衣に着替えていただいた後、浣腸、点滴をします。
- 13時、14時ごろに手術室へご案内し、麻酔(腰椎麻酔)、手術となります。手術は、30分ほどで終了します。
- 病室でゆっくりお休みいただきます。
- 問題が無ければ、翌日退院となります。
手術後の経過/注意事項
PPH法では痔を切除しないのですが、1~2ヶ月程度で痔が完全に消失します。
退院後1週間は、過度の運動やアルコール摂取などは控えていただきます。
料金のめやす
保険適用の場合の手術・麻酔費用、入院(1泊)の料金のめやすです。 詳細については、お気軽にご相談ください。
1割負担の方:およそ2万円程度、3割負担の方:およそ5万円~6万円程度