大腸ポリープ、大腸がんは早期発見が重要です。

胃腸、肛門の診療を行っていると「血便がでる」「残便感がある」「検診で便潜血が陽性だった」「便通の異常がある」という主訴の患者さまに多く出会います。肛門疾患のことが多いですが、大腸ポリープ、大腸がんといった疾患の場合もあります。痔と思い込まずに、大腸検査をおすすめしています。

当クリニックでは、患者さまとご相談の上、鎮静剤の投与を行い苦痛のない内視鏡検査を行っています。鎮静剤を使用することで、痛みがなく安心して検査を受けられます。

大腸カメラで、大腸ポリープ、大腸がん、大腸憩室症、大腸炎などの発見に有効です。その場で治療できる疾患（たとえば大腸ポリープ）に関しては患者さまの同意の下治療を行っていきます。

※胃カメラによるピロリ菌の感染など、内視鏡検査によって細菌やウイルスの感染が起こる可能性があると言われています。当院では、ガイドラインに沿って適切な内視鏡洗浄・消毒を行っていますので、安全に内視鏡検査をお受けいただけます。

検査手順

※詳しくは、予約用紙を基にクリニック外来にてご説明しています。

予約方法

外来受診にて、ご予約ください。

検査前日

夜9時以降は絶食してください。食後に下剤をお飲みいただきます。

受付

検査当日朝9時までにご来院いただき、受付をしていただきます。

前処置

2Lの腸管洗浄剤、または、錠剤を飲んでいただき、腸の中をきれいにし、浣腸を行います。その後、検査着に着替えていただきます。
※腸管洗浄剤か錠剤のどちらをお飲みいただくかは、患者様のご希望を考慮しながら決定させていただきますので、お気軽にご相談ください。

検査

20,000例を超える実施経験をもつ経験豊富な医師が検査いたします。先端部10ｍｍの細い管を肛門より挿入し、肛門からs状結腸・下行結腸・横行結腸・上行結腸そして盲腸と、全大腸を観察します。 検査時間は個人差がありますが、およそ10分程度で終わります（場合によってはもう少しお時間がかかる事があります） 。検査途中で病気確認のための生検や、ご本人の同意の下ポリープを直接切除して治療をおこないます。

検査終了

検査後は十分に休んでいただきます。その後、検査結果をお話いたします。

注意事項

検査当日は、車の運転は控え、なるべく公共の乗り物をご利用ください。

検査料金（目安）

保険適用で1割負担の方は、1,550円。3割負担の方は、4,650円です。
※料金は鎮静剤の使用、点滴の使用、病理検査等で別途料金がかかりますので、ご予約の際にお問い合わせください。